2025年9月より、ファミリーマートでのお買い物がさらにお得になる新しいクレジットカード「Famima Card(ファミマカード)」が登場します。
これまでの「ファミマTカード」の特典内容がリニューアルされ、より魅力的な割引サービスが提供されるようになります。
Famima Cardの概要
新しいFamima Cardの主な特徴は以下の通りです。
- カード名称:Famima Card(ファミマカード)
- 年会費:無料
- ファミリーマートでのご利用: ご請求時に最大5%割引
- ※一部の商品・サービス・お支払方法は特典対象外です。
- ※ファミペイへのFamima Card連携が必要となります。
- JCB加盟店でのご利用: ご請求時に1%割引
- ※一部の商品・サービス・お支払方法は特典対象外です。
Famima Cardの割引、『一部対象外』って具体的にどんなもの?
新しい「Famima Card」はファミリーマートで最大5%の割引が受けられるとあって非常に魅力的ですが、残念ながら全ての商品やサービスが割引対象となるわけではないようです。「一部の商品・サービス・お支払方法は特典対象外」と明記されており、具体的に何が対象外になるのか気になるところですよね。
新しいFamima Cardはファミペイとの連携が割引の基本条件となるため、まずは現在の「ファミペイ」でポイント付与の対象外となっているものが、そのまま新カードの割引対象外になる可能性が高いと考えられます。さらに、これまでの「ファミマTカード」でポイント付与対象外だったものも参考に、予想される主な対象外品目を以下に解説します。
1. 法令や制度上、割引が難しいと考えられるもの
これらは多くのコンビニエンスストアで共通してポイントや割引の対象外となっています。
- タバコ
- 切手・はがき・印紙類(お年玉付き官製はがきなども含む)
- プリペイドカード類
- 例:QUOカード、テレホンカード、POSAカード(Apple Gift Card、Google Play ギフトカード、バニラVisaギフトカードなど各種プリペイドカード)
- 補足:過去ファミペイでは、特定のPOSAカード購入でファミペイボーナスが付与されるキャンペーンがありましたが、新Famima Cardの「割引」では対象外となるのが基本と考えられます。
- 商品券・ギフトカード類
- 公共料金、税金、各種代金のお支払い
- 例:電気・ガス・水道料金、住民税、固定資産税、国民健康保険料、各種通販の代金支払いなど
- 補足:ファミマTカードでの直接支払いは対象外、ファミペイ経由では一部ポイント付与のケースがありましたが、新Famima Cardの「割引」では、これらの支払い自体は対象外となる可能性が高いです。
- クレジット・ローン等のお支払い
- 電子マネーへのチャージ
- 例:Suica、PASMOなどの交通系電子マネー、楽天Edy、WAONなどへのチャージ
- (Famima Cardからファミペイへのチャージは割引の前提となるため、ここでは他社電子マネーへのチャージを指します)
- スポーツくじ(toto/BIG/WINNERなど)
2. 各種サービス料や手数料など
コンビニが提供する便利なサービスの中にも、割引対象外となるものがあります。
- チケット類
- 例:イープラス、チケットぴあ、cnプレイガイド、JTBレジャーチケットなど
- 宅配便・ゆうパックなどの配送サービス料金
- 例:ヤマト運輸の宅急便・宅急便コンパクトなど
- マルチコピー機サービス
- 例:コピー、FAX、写真プリント、ネットワークプリント、スキャンサービスなど
- Famiパス(レジャー・エンタメチケット発券サービス)、航空券サービス
- 店頭受取サービス(支払い済みの商品受け取りなど)
- スマートピット(インターネット代金支払いサービス)
あくまで予想です。必ず公式サイトで確認を!
ここに挙げたものは、あくまで過去のファミマTカードや現在のファミペイの情報を元にした「予想」です。
新しい「Famima Card」では、これらの対象外品目が変更されたり、新たな条件が追加されたりする可能性も十分にあります。
特に、新カードは「ポイント付与」ではなく「請求時割引」となるため、細かな規定が変わることも考えられます。
キャンペーンなどで一時的に対象となるケースも出てくるかもしれませんが、基本的な割引ルールについては、サービス開始前に必ず公式サイトで発表される詳細情報を確認するようにしましょう。
Famima Cardの割引、なぜファミペイとの連携が必須なの?
新しい「Famima Card」でファミリーマートでのお買い物が最大5%割引になるのは非常に魅力的ですね。しかし、「どうしてファミペイとの連携が絶対に必要なの?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
その主な理由は、この「最大5%割引」という特典自体が、ファミペイを通じた決済を前提として設計されているためと考えられます。
具体的に言うと、ファミリーマートでのお買い物の際に、あらかじめFamima Cardを登録しておいたファミペイを使って支払うことが、割引適用の基本的な条件になると予想されます。
さらに、「最大5%」とあるように、常にこの割引率が適用されるわけではないでしょう。
例えば、特定の曜日や日にちに利用すること、あるいは他社のサービスで見られる「PayPayステップ」のような段階的な還元率アップの仕組み、または特別なキャンペーンへの参加など、何らかの追加条件を満たすことで最大の割引が受けられるようになるのかもしれません。
これらの詳しい適用条件については、今後発表される公式サイトの情報をしっかりと確認する必要がありますね。
また、具体的な連携方法や、連携することでファミペイがさらに便利に使えるようになるのかといった詳細も、公式サイトからの続報をチェックしてみてください。
Famima CardとファミマTカードとの主な違い
これまでのファミマTカードと比較して、Famima Cardには以下のような変更点があります。
特典内容 | Famima Card(新) | ファミマTカード(旧) |
---|---|---|
ファミリーマートでの利用 | ご請求時に最大5%割引 | 最大2%のVポイント付与 |
JCB加盟店での利用 | ご請求時に1%割引 | 0.5%のVポイント付与 |
Vポイント | 割引サービスに変更 (Vポイント付与なし) | Vポイント付与 |
その他サービス | TSUTAYAレンタルサービス終了、Web明細特典終了 | TSUTAYAレンタルサービス、Web明細特典あり |
- 割引重視へ:Famima Cardは、Vポイント付与から請求時の割引サービスへと特典内容が大きく変わります。特にファミリーマートでの利用では最大5%という高い割引率が魅力です。
- Vポイントの取り扱い:ファミマTカードで貯まったVポイントは、モバイルVカードまたはファミペイアプリへの移行が必要になります。
- 一部サービス終了:Famima Cardへのリニューアルに伴い、TSUTAYAレンタルサービスやWeb明細申し込みによるVポイントプレゼント、ポケットモールの特典・サービスは終了となります。
まとめ
新しいFamima Cardは、特にファミリーマートを頻繁に利用する方にとって、より直接的なメリットを感じやすい割引型のクレジットカードへと進化します。
年会費無料で、ファミリーマート以外でのJCB加盟店利用時にも1%の割引が適用されるため、日常の様々なシーンでお得に活用できるでしょう。
サービスの詳細は、公式サイトをご確認ください。