自由な暮らしを夢見て、社会人になったばかりの頃、具体的にどう行動していいのかわからず、闇雲に投資に挑戦した結果、多くの失敗を経験しました。
その失敗談と学びをお話しします。
IPO投資
まずはじめに手を出したのは、IPO投資でした。
職場でIPO株に投資している人がいて興味を持ち、IPO(新規公開株)の抽選に挑戦することにしました。
抽選権を得ようと多くの証券会社で口座を開設ししましたが、応募するには基準価格分の残高がないと応募すらできないことがわかりました。
IPO投資は資金力が必要だと感じました。
資金の移動やIPOスケジュールの把握が煩雑で大変でした。
応募から抽選の結果が出るまで資金も拘束されてしまいもどかしい感じもあります。
結局、なかなか当選せず、半年ほどで自然にやめてしまいました。
反省点
- 口座や資金の管理が煩雑だった。
- 資金不足で思うように投資ができなかった。
- 応募日から抽選結果が出るまで資金が拘束され、身動きが取れなかった。
NISA
次にNISA口座を開設しました。
とりあえず、個別株を購入。
購入後は株価の変動が気になり、アプリを頻繁にチェックする日々が続きました。
自由に使えるお金も少なかったため、NISAの120万円の投資枠を使い切れないのはもったいないと思い、短期トレードを始めました。
しかし、仕事中も株価が気になり、仕事に身が入らなくなるときもありました。
小心者の自分には向いていないと感じました。
結局、プラマイゼロぐらいで売却しました。
反省点
- 勉強不足でNISAの効率的な使い方を把握していなかった。
- 目先の数字に囚われ、せっかくの非課税枠をムダにしてしまった。
- 自分の性格に合わない投資スタイルでメンタルが消耗した。
ビットコインの失敗
ビットコインが盛り上がりはじめた頃、80万円台の時に購入しましたが、ホールドできずに失敗しました。
80万円で購入し、100万円を超えた後、すぐに40万円ぐらいまで下がりました。
内心かなり焦りがありました。
最終的に70万円まで戻ったところで売却しました。
このときは、遊びのつもりで小額しか投資していませんでしたが、向いていないなと反省しました。
反省点
- 自分が理解していないものへの投資は、勉強必須。
- 相場を見て動くorガチホが自分にはできなかった。
- 短期的な価格変動に対するメンタルの弱さが露呈した。
積立NISAへの移行
現在は積立NISAを行なっています。投資信託を長期保有するつもりでつみたてています。現在は50万ほどプラス評価になっています。
新NISAになり、投資期間の制限もなくなったので福利の効果を最大限に受けようを思っています。
教訓と今後の方針
どの手法を取っても、余剰資金で投資しなかったため、メンタル的にきつかったです。
今後は余剰資金で投資をすることを心掛け、投資信託を軸に資産を形成していく予定です。そうすることで、心的ストレスが軽減され、長期的な投資も可能だと考えています。
投資はリスクが伴いますが、しっかりと学ぶことでリスクを最小限にしていくことも可能だと感じました。
私の失敗談が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。